2010年1月16日土曜日

デイケア?

ソウルの仲間内では出産ラッシュが続きます。

去年秋に生まれた赤ちゃんが一人、クリスマス前に生まれた赤ちゃんが一人・・・
秋に生まれた赤ちゃんは自宅に見に行きました。
クリスマス前に生まれた赤ちゃんの場合はデイケアサービスに見に行きました。
デイケアなんて言うから、生まれたての赤ちゃんを早速預けるサービスがあるのかと思ってましたが・・・

病院にお見舞いがてら見に行くものと思っていたら、どうやら韓国のお産の事情が違うようです。
「デイケアに赤ちゃんを見に行くよ」と言われて、到着した場所は韓国ではお産後一時的に母子ともに預かってもらう施設のようで、中に入ると産科病棟のような作り。個室がずらりと並んで、正面中央には赤ちゃんが並べられています。看護士も数人待機して赤ちゃんのお世話をしてるような・・・

早速出産のお祝いを伝えて、頼まれていた日本からの紙おむつを手渡し、ちょっと座って話をしました。
出産時は2日間ほど病院に入院するらしく、その後は多分オプションでこういったデイケアと呼ばれるサービスに予約を入れておいて、3週間ほど入院して産後の回復をするらしいのです。日本でも出産すると床上げするまで20日間ほどと言われますね・・・これと同じ概念なのかなと思ったりします。驚いたのは費用の面。3週間ほど母子ともにお世話になって1000米ドルくらいだそうですよ。
これはありがたいサービスの一つだなあとちょっとうらやましくなりました。生まれてすぐにお母さんは疲れた体を休めるためにこの施設に入って、赤ちゃんは24時間看護士にチェックしてもらえるし、食事はきちんと用意してもらえるし・・・って病院の産科病棟と何ら変わらないサービスが受けられます。

私は日本と海外の出産の経験があります。日本の病院ではだいたい1週間程度入院しましたが、海外では20時間程度で退院して自宅へ帰った経験が・・・10年前で私も若かったとはいえ、体力的には厳しいものがありました。
日本での出産経験で、1週間後に自宅に戻っても、その後は一人で赤ちゃんのお世話をしたのですから、やっぱりハードなことではありました。
実家に戻って、おばあちゃんに面倒を見てもらえるケースであれば多少は楽かもしれませんが、精神的には気を使うでしょう。
こんなサービスなら気兼ねなく体を休めることができますね。韓国の新米お母さんには心強いサービスですねえ・・・

見舞ったお母さんも日本からもこのサービスを受けるために産後訪韓してくる母子がいるのだとか・・・そういうサービスを知っていたら、私だって挑戦したかもしれませんね・・・。

さて持って行った段ボール箱につめた日本製の紙おむつですが、とっても喜んでくれました。なんでも韓国では日本製のベビー用品が大人気なんだとか・・・意外でした。
ネットでも注文できるらしいですが、たまたま私の訪韓の時期に出産となったので、持ってきてほしいと頼まれたのでした。
彼女の夫はその前後に東京に出張をしていろいろと奥様に頼まれた品々を調達してきたようで、日本製のお尻拭きやら見せてくれました。
おお、こんなところで日本製が使われてるなんて・・・ってちょっとうれしいですね(笑)。

時々ソウル市内のスーパーへ出かけますが、赤ちゃん用品は用事がないので、じっくり見ることはありませんが、紙おむつなどはアメリカ製がそのまま売られていたような気がします。ミルクなどもいろいろな種類が売られてます。
韓国のお母さんには人気がないようで、日本のおむつを使いたいという声が多いらしいですよ。

ちょっと紙製品のお話も・・・
紙おむつが出てきたので、女性が使う生理用品なども外国製が多いです。そして枚数は少なくて割高な印象を受けました。
以前誰かのブログでも在韓日本人たちも日本へ戻るたびに生理用品だけは日本で大量に調達するというのを読んだことがあるので、やっぱり品質、値段を考慮しても日本製がリードしてるといったところなんでしょうか・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿