2009年11月5日木曜日

金浦空港

最近はずっと金浦空港を利用している。初めてソウルに行ったときは仁川空港を利用した。そのときも夜9時を回ってからの到着で、4泊ほどしたが、時間が短いなと思った。同じソウルにある空港でも仁川から市内までは結構な距離と時間がかかるので、それ以降は金浦空港を利用することにしたのだ。関西で言えば、関空と大阪伊丹空港といった感覚かな。金浦空港はコンパクトな空港で、乗り入れている航空会社も少なく、到着したときよりも出発するときに便利だと思う。巨大なカウンターフロアーをうろうろすることもないし、結構楽にチェックインができ、出国手続きをした後もすぐに出発ゲートにたどり着ける。

さて・・・無事定刻通りに到着。タクシーを拾うことになっているんだけど、タクシースタンドはどこ?とかとにかく一人で動くとなると荷物があるし、最短の距離で、運転手を見つけようという具合。インフォメーションでタクシースタンドを聞くと、真向かいに並んでいるという。多分会話を聞いていたドライバーが、私に話しかけてきた。ホテルへ行くのかとかなんとか言っている。とりあえずはちょこっとした日本語が通じそうな相手だったので、アパートのある地名をつげるとバスが出てないから、タクシーしか無理だねといった感じ。乗ってほしそうだし、値段の交渉をしてみると40000ウオンでいいとか。金曜日で渋滞もしてるし・・・といったことを言う。私の持っている地図でだいたいの場所が理解できた様子だから、じゃあこの人でいいわとすぐに荷物を運んでもらい、そのまま乗り込んで市内へ向かった。

日本でも私は自分で運転をするので、滅多にタクシーを利用することなどない。ただ空港へ向かう朝だけはタクシーを利用したりすることもあるので、それと比べると断然値段は安い。韓国地元の人から言えば観光客用の料金だと言われるだろうが、日本の田舎のタクシーの料金と比べたら格段に安い。
荷物を持ち運んでバスに乗るよりは楽な方を選ぶ私。

見慣れた風景が見えてくるまでは少々の不安があったが、ランドマークらしいものが見えてくると、無事に正しい方向へ進んでいることがわかり、ほっとしてぼけーっと窓から外を見たりして、過ごす。

アパートが見えて、あれだ!と運転手に伝える。ぐるりと一回りしてこなければたどり着けないのだが、なんとか無事にアパートに到着。荷物を持ってあがってもらって、少々のチップを手渡して終わり。
なんてことはなかったなあ・・・
ハングルが話せないので、一抹の不安はあったが、どうにかなるもんだと一安心。

3週間ぶりに戻ってきた自宅はきれいに片付いている。彼のいとこが同居人として生活をしているので、全く私と彼の二人きりの生活の場ではないのだけど、一応はきれいに掃除がしてある。
二階の寝室へ荷物を運び、さて、どうしましょうか・・・と。

朝からバナナしか食べてなかったし、歩いて行けるスーパーへとりあえず出かけ、ヨーグルトとバナナを買って戻ってくる。
洗濯物が物干にかかった状態で、片付け、洗濯機をのぞくと第二弾の洗濯物が入った状態で放置されているので、干したり・・・一人きりで、自宅に電話がない状態なので、到着したということが伝えられない。まあ、いいわ。

空港で買った本を取り出し、横になって本を読むとそのまま寝てしまっていた。

夜9時を回った頃に誰かに足を引っ張られるような感覚を感じて、目を覚ましたら、彼が目の前にいた。
一瞬どこにいるんだろう?と自分の置かれている立場がすぐにわからないので、きょろきょろとあたりを見渡し、あ、ソウルに来てたんだ・・・(苦笑)。

お腹も減ったし・・・二人で何かを食べましょうということで、今回持って行った辛いカレーを彼に作ってあげた。
おいしいと言ってくれて、私は満足。
私は彼が作っていたアフリカの辛いスープを温めて食べてみる。
以前はこういったアフリカの郷土料理には手を付けないでいることが多かったのだけど、今回は挑戦してみようと決めていた。

たった3週間会わなかっただけなのに、すごい時間が過ぎていたような感覚。
すっかり夜も遅くなり、二人で一緒にベッドに入り、寝るだけになったんだけど、今日一日あった出来事を報告しながら、うとうと・・・

戻ってきてよかった。

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