2009年10月31日土曜日

突然の休暇

19日に仕事から戻ると、高校生の息子が学級閉鎖になったという・・・今流行中の新型インフルエンザの感染者がクラスで増えたから、だそうだ。そのまま彼はバイトに出かけたが、夜具合が悪いと言い始めた。一瞬悪い予感がよぎったが、「明日病院に行けば?」とだけ伝えて、次の日私は仕事に出かけた。仕事中に彼からメールが入り、「新型インフルエンザに感染した」という報告・・・さて・・・朝礼で支配人には「同居人に感染者が出た場合はすぐに報告するように」と言われたばかりだし・・・社内では皆神経を尖らせている様子で、そのまま言い出せずに帰宅。やっぱり報告しなければやばいよなー・・・と思い、次の日は出勤して、直属の上司に相談すると、自宅待機を命じられた・・・やっぱりね。1週間は自宅で待機することになりました。持て余すよなあ・・・とか毎日どうしようかなと考えて、ソウルにいる彼に相談。遊びに来る?って誘われたけど、自分が感染していたら?とも一瞬考えたりしたので、その場はやめておくわ・・・と答えたものの、やっぱり次の日は行こうと考えを変えて、すぐにチケットをサーチ!

  ・・・でも彼には了承をとってないしなあ・・・とか勝手に決めていいのか?と不安なので、テキストを送って確認をとる。が、全く返事がない。2時間ほどサーチしながら、ちょうど良い時間帯とお値段のフライトが見つかったので、予約してしまえ!と座席を確保。
自己承諾になっちゃったけど、またまたテキストメッセージに I am coming on 23rd. meet me at the airport.と送信。
じゃあもう次の日が出発だから、とりあえず旅行の準備ってことで、外へ出かけて、銀行に立ち寄ったり、片付けておきたい請求書などを全部片付けて、電話をするとやっぱり怒ってる・・・ごめん。

仕事だから迎えに行くためには抜けられない、タクシーで来なさいとの返事・・・わかってますよ。
今まで何度もソウルを往復しているんだけど、いつもお迎えに来てもらっていたので、これは初めての経験・・・一人でアパートまでたどり着くのが私の今回の一番高いハードルになる課題になっちゃった・・・


ま、勝手に決めたけど、行けることになったし、会社には連絡をってことで、事務所に電話。
「自宅待機中は日本を脱出しますので、よろしくお願いします」「え??大丈夫なの?」って返事・・・大丈夫じゃないの。別に私は感染してないし、ほかの家族も元気だし・・・その辺は私は全然気にならない。だって新型とはいえインフルエンザじゃない。会社が躍起になってインフルエンザって慌ててる様子が私には解せないもん。「来るなと言われたんだから、自由に堂々と旅行に出かけてきますね」と付け加えて・・・慌ただしく旅行のための準備。

実は私はこの準備の時間が一番大好き。あれこれスーツケースにつめるてるこの時間が楽しいんだなあ・・・

自宅待機で一瞬がっかり来たけど、棚ぼた的なバケーションが来たって思ったら、全然苦痛でもない。
だってこちらから一週間休みますって言えば絶対に却下されてるんだもんねえ・・・

転んでもただでは起きません。

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