2009年11月7日土曜日

明洞

次の日・・・同居してる彼の友人が朝早く帰ってきたらしく、物音が聞こえてきた。
到着した日にはお土産を見に一度はアパートへ帰ってくると連絡があったのに、私は寝ていたため、彼は私に気づかずに再び出て行ってしまったらしい。
彼にも香水とマネークリップを買って、部屋に置いておいた。
朝早くに部屋をノックしてみると、そっと出てきた。
どうも一緒に誰かが部屋にいるような雰囲気。でも一応挨拶でお決まりのハグ。そのままカウチに座り、
「別れた彼女とその友達が来てるから・・・」となんか言い訳っぽく話してるが、別にそんなことどうでもいいのに。
ただ昨日はずーっと飲んでいたらしく、携帯電話を落としてなくしたとかで、イライラしてる様子。

まあ・・・久しぶりにご対面をして、そのまま私は二階へ追いやられてしまった。

彼は仕事に出かけることになったらしく、一緒に同行する友達からの電話に応対していた。
出勤前にシャワーを浴びてから、
「どうする?家にいるのなら、一階には客が来てる様子だから、二階の部屋でこもってるように」
「もし出かけるのなら、君の好きな明洞なんかをぶらぶらしてみたら?友達に後で連絡をして、合流できるようにアレンジするから」と言う。うーん・・・家にいても一人でぼけーっと過ごすことになるし・・・またタクシーを拾うのに苦労するのかとかあれこれちょこっと考えてから、
「じゃあ明洞でおろしてちょうだい」
ということで、10時前に繁華街でおろしてもらうことになった。
日本だって、お店はだいたい10時を回ってからでないと開かないし・・・

とりあえずはカフェにたちより、ホットラテを飲んで、それから考えよう。
おろされてから、自分のいる場所が把握できなくて、うろうろ・・・しまった。
もっと暖かい格好をしてくれば良かった。
見渡せば革ジャンやダウンの上着を着てる人が目につくじゃない。
私もとりあえずはカーディガンを羽織ってるが、結構肌寒い。
太陽が出るまではカフェの中でぼーっと過ごすしかないかなあ・・・

カフェの中は喫煙所があるはずと上へ上がってみると、なんとオープンスペースが外に・・・
寒い風に吹かれながら屋上で一服。
時間もわからないので、窓際に座って眺めてみる。

結構人が歩いてる様子が見えて、一安心。
こういう場所って遅い時間のほうが人出が増えて、にぎわってくるから。

一通りぶらりと歩いて、それから考えよう。
何度もこの明洞には来ているけど、いつも彼と一緒だから、私が長時間みたいと思っていた場所も今回は行けるし・・・と気を取り直して、外へ出てぶらぶら・・・

それにしても皆元気だなあ・・・
颯爽と歩いて行く人を見ながら、あちこちのウインドウをのぞいて、ふと目についたかわいいピアスのお店。
娘二人はピアスをつけてるし、プラスチックだからちょうどいいかも?ってことで2人分買ってみた。
これで勢いづいて、さーっとまたまた化粧品のお店をのぞいてみようとしたら、向こうから腕をつかんで店の中に放り込まれた。
かごを持った店員さんがあれやこれやと商品を持ってきては、どうでしょう?と聞いてくる。
お土産というほどのものは今回は必要ないし・・・とは思ったけど、やっぱり少し買って帰ろう。
同じ部署の人や仲良しの友達にはまとめ買いできるヨーグルトのパック。
ライチーやら、マンゴー、フルーツヨーグルトそのまんまのパックで、パッケージもとってもかわいい。
実際に使った感想を聞くと、なめたくなるような匂いだったとか・・・

今まで自分が使ってみてよかった、ファンデーションに化粧下地などなど・・・
どっさりと買うと、これまたどっさりとおまけが。

おまけだけでも誰かにあげられるし、ラッキー。

土曜日

さて、11月に入り、急激に気温が下がったこともあり、会社の制服が薄いポロシャツなので、下に長袖シャツを着用してよいかという打診をしてみると・・・
テーマカラーのオレンジならオーケーだとか・・・
まあ見つけにくいカラーを言うんですね。
私以外の3人のサイズを聞いて、早速今日ユニクロへ行ってみると、一応見つかった。ほっ・・・
ただ襟周りがそれぞれ違うデザインにはなってしまったが、サイズ、カラー、枚数ともに皆ゲット。

エムサイズの方、ヘンリーネックでごめんね。
良かった、エムでなくて(笑)。
エルはユーネック、エスはブイネック。ブイが良かったんだ。

まあ襟元は見えないんだし、会社の制服なんだし、袖から見えるカラーは皆同じだからいいんじゃない?と会社も了承。

買った当日からよいお天気復活で、当分着用することもなさそう・・・

2009年11月5日木曜日

遠足

今日は2年生の娘の秋の遠足で、須磨海浜水族園に行くことになっている。
昨日ちゃんとお弁当の材料も買ってきたし、おやつも準備して、朝起きてすぐに用意をしようと決めていたのに、昨日仕事から戻ると寝てしまっていた・・・夜中に一旦目を覚ましてお風呂に入ったのがまずかったのか、今朝寝坊してしまう始末。ごめん。

慌てて起きて支度をし、2年生は最寄り駅から電車で現地へ向かって1年生と合流といったルートをたどるので、駅へ送ることになった。切符を買うところからが今回の遠足の勉強の一つで、小銭を渡して、切符を買い、私はそのままお別れ。

朝のラッシュアワーに送迎をするのは大変。信号で捕まり、遮断機でもさらに足止めされたり・・・
田舎の子供は自動車ばかりを利用するから、電車の経験がないから、こういうチャンスに電車を利用してもらうというのが学校の趣旨ではあるんだろうけど、困ります。

お天気が良ければなと思ったけど、曇り空。まあ動物園と違って、水族園だから室内で過ごすことが多いだろうし、大丈夫かな。

秋の大きなイベントは残すは後は学習発表会のみ。

金浦空港

最近はずっと金浦空港を利用している。初めてソウルに行ったときは仁川空港を利用した。そのときも夜9時を回ってからの到着で、4泊ほどしたが、時間が短いなと思った。同じソウルにある空港でも仁川から市内までは結構な距離と時間がかかるので、それ以降は金浦空港を利用することにしたのだ。関西で言えば、関空と大阪伊丹空港といった感覚かな。金浦空港はコンパクトな空港で、乗り入れている航空会社も少なく、到着したときよりも出発するときに便利だと思う。巨大なカウンターフロアーをうろうろすることもないし、結構楽にチェックインができ、出国手続きをした後もすぐに出発ゲートにたどり着ける。

さて・・・無事定刻通りに到着。タクシーを拾うことになっているんだけど、タクシースタンドはどこ?とかとにかく一人で動くとなると荷物があるし、最短の距離で、運転手を見つけようという具合。インフォメーションでタクシースタンドを聞くと、真向かいに並んでいるという。多分会話を聞いていたドライバーが、私に話しかけてきた。ホテルへ行くのかとかなんとか言っている。とりあえずはちょこっとした日本語が通じそうな相手だったので、アパートのある地名をつげるとバスが出てないから、タクシーしか無理だねといった感じ。乗ってほしそうだし、値段の交渉をしてみると40000ウオンでいいとか。金曜日で渋滞もしてるし・・・といったことを言う。私の持っている地図でだいたいの場所が理解できた様子だから、じゃあこの人でいいわとすぐに荷物を運んでもらい、そのまま乗り込んで市内へ向かった。

日本でも私は自分で運転をするので、滅多にタクシーを利用することなどない。ただ空港へ向かう朝だけはタクシーを利用したりすることもあるので、それと比べると断然値段は安い。韓国地元の人から言えば観光客用の料金だと言われるだろうが、日本の田舎のタクシーの料金と比べたら格段に安い。
荷物を持ち運んでバスに乗るよりは楽な方を選ぶ私。

見慣れた風景が見えてくるまでは少々の不安があったが、ランドマークらしいものが見えてくると、無事に正しい方向へ進んでいることがわかり、ほっとしてぼけーっと窓から外を見たりして、過ごす。

アパートが見えて、あれだ!と運転手に伝える。ぐるりと一回りしてこなければたどり着けないのだが、なんとか無事にアパートに到着。荷物を持ってあがってもらって、少々のチップを手渡して終わり。
なんてことはなかったなあ・・・
ハングルが話せないので、一抹の不安はあったが、どうにかなるもんだと一安心。

3週間ぶりに戻ってきた自宅はきれいに片付いている。彼のいとこが同居人として生活をしているので、全く私と彼の二人きりの生活の場ではないのだけど、一応はきれいに掃除がしてある。
二階の寝室へ荷物を運び、さて、どうしましょうか・・・と。

朝からバナナしか食べてなかったし、歩いて行けるスーパーへとりあえず出かけ、ヨーグルトとバナナを買って戻ってくる。
洗濯物が物干にかかった状態で、片付け、洗濯機をのぞくと第二弾の洗濯物が入った状態で放置されているので、干したり・・・一人きりで、自宅に電話がない状態なので、到着したということが伝えられない。まあ、いいわ。

空港で買った本を取り出し、横になって本を読むとそのまま寝てしまっていた。

夜9時を回った頃に誰かに足を引っ張られるような感覚を感じて、目を覚ましたら、彼が目の前にいた。
一瞬どこにいるんだろう?と自分の置かれている立場がすぐにわからないので、きょろきょろとあたりを見渡し、あ、ソウルに来てたんだ・・・(苦笑)。

お腹も減ったし・・・二人で何かを食べましょうということで、今回持って行った辛いカレーを彼に作ってあげた。
おいしいと言ってくれて、私は満足。
私は彼が作っていたアフリカの辛いスープを温めて食べてみる。
以前はこういったアフリカの郷土料理には手を付けないでいることが多かったのだけど、今回は挑戦してみようと決めていた。

たった3週間会わなかっただけなのに、すごい時間が過ぎていたような感覚。
すっかり夜も遅くなり、二人で一緒にベッドに入り、寝るだけになったんだけど、今日一日あった出来事を報告しながら、うとうと・・・

戻ってきてよかった。

2009年11月1日日曜日

関空って

私の自宅から関空へ時間がかかることはすでに書いてあるけど、実に3時間くらいはかかると思っている。
やっと空港へ到着してもそれからもしばらくは空港内で過ごすことになる。去年初めてソウルに向かったときは数時間時間をつぶすことになり、ラウンジを利用してみたりした。でも退屈。ネットがあって、雑誌があって、ドリンクとソフトクリームが無料って・・・うろうろしてみるにも限界があるし・・・3Fはお買い物エリアなのか、ちょこっとした専門店が並んでいるだけ。2Fは食べ物屋さんが南北ウイングにあるので、スタバに寄ってみたりしてコーヒーを飲んでみたり・・・毎回その繰り返し。
・・・で、ここ数回必ず立ち寄っていたのが、フローズンヨーグルトのお店で、ちゃんとスタンプカードももらったので、スタンプまで集めていたのに、今回行くと消えていた!!あまり客が来なかったのかなあ?私は結構気に入っていたのに。
このフローズンヨーグルトのお店に立ち寄るきっかけになったのが、出国手続きをすませてから、出るとすぐにハーゲンダッツのスタンドがあった。そこで必ずアイスクリームを食べてから飛行機に乗ることにしていた私。ところがある頃から、そのスタンドがこつ然と消え去り、出発前のアイスクリームが食べられなくなった。それであちらこちらうろうろしていて見つけたのが、そのフローズンヨーグルトのお店だったのだ。今度そこには沖縄のブルーシールのアイスクリームのお店ができると予告がしてあったけど、すっごい残念。結局今回は出発前のアイスクリームはなし。家を出る前にバナナを1本食べただけ。

セキュリティチェックを受け、出国手続きを済ませて、免税店に立ち寄る。
ここ数回は必ずお土産にお酒を1本買って行く。後は香水を数本。今回も彼と友人に香水を買って、自分用にも1本。
それから時計をリクエストされていたのだけど、見てみると、超高級ラインの腕時計(ローレックスランクの)か、スウォッチクラスの時計しか置いてない。10万単位の時計はさすがに買えないわ〜・・・ってことで、何か手頃なものは?とふと目についたのが、ブルガリのお店のショーケースに入っていた、マネークリップ。
値段を聞いてみると、案外お安い値段。それにセールをしてるんだと言う・・・20パーセントオフだって。
3種類ほどのデザインがあり、結構見た目もきれい。ではこれにしましょうと即決。
2個ゲット。2つ買っても1つしか割り引いてくれないらしいけど、それでも安いわってことで、奮発して買った。

それから搭乗ゲートまで向かう。ちょうど良い時間。全日空のショップに寄ると、私が最近すごく気になっているロクシンタンのいろいろな化粧品やらヘアケア用品が・・・ネットでもチェックしていたので、のぞいてると、1万円以上買うとプレゼントがあります、なんて言われる。
ちょうどここのトリートメントが欲しかったし・・・トラベルセットもシャンプーやら私が欲しいと思っていたものがセットになってる!
じゃあ買いましょうって即決。
海外で毎度困るのが髪の毛の手入れ。水があわないのか、現地のシャンプーがあわないのか、いつも髪の毛がドライになって、まとまらず、困ってしまう・・・
これはなかなか良い商品と評判を聞いてるので、今回からこれを持って行こうってことにして。
実際に使ってみた感想は・・・良かったです。しっとり。爆発した頭にならなかった〜。

ちょこちょことお買い物をして、搭乗時間を待つ。
一応これから飛行機に乗るよってことを電話で知らせる。
もしも困ったら、〜〜に電話をかけてヘルプしてもらいなさい、だって・・・本当に大丈夫なのかしら??
まあちょっとした冒険気分も味わえるし、やれるところまでやりましょうって腹をくくって、飛行機に乗り込むことにした。

2割引デー

この夏から、2年前前勤めていた職場に戻ってきた。その間にちょこっとシステムに変更があり、第一日曜日はお客様感謝デーなる日に設定され、それが今日だった・・・。
8月から今の職場に戻ってきて、ずっと第一日曜日は働いているが、とにかく忙しい。今日も大勢の人が押し掛けてきて、てんやわんや。
本当なら17時で終わって帰るところが、忙しいので、30分お手伝い延長して、働きました。
まあしばらく留守にしてご迷惑をかけたこともあるし、それに実際には忙しい方が私としては楽なので。
平日は逆転して暇になるので、同じ時間労働をしても疲れ具合が全然違いすぎる。
眠気に負けないようにとがんばるけど、そんなの無理。ぼーっとしてただ仏像のように立っているだけ・・・。
毎日こんな風に忙しければなあ・・・

でもふと思ったけど、ソウルから戻ってきたのが木曜日。
なんかすごい日数が立ったような気がするけど、まだたったの数日なのね。

お天気も悪くなって、急に冷え込んできた。明日はすごく寒くなるとか?
12月のソウルなんて私に耐えられるのだろうか?

10月23日

早朝に起きだして、ごそごそと身支度を整えて、予約しておいたタクシーの待ち合わせの場所へ歩いて向かう。
リムジンバスの出発時刻は7時20分。なのに、5時50分には待ち合わせておくことになってしまった。今頃の5時ってもう真っ暗で、日の出までの時間がかなりある。別に渋滞している時間帯でもないのに、6時でも十分間に合うよなあ・・・とか思ったり。
タクシードライバーが待っていてくれた。乗り込んで、ぼけーっとバス停まで乗っている。
徐々に夜が明けてきて、明るくなり始めた。

リムジンバスのバス停へ1時間も前に到着してしまった・・・これからどうすんの?ちらほらと人影が見えるけど、何もやることもないし、唯一のカフェもまだ開店してない。バス停がこんな早く開いているのなら、もうちょっと開店時間を早めてくれてもうれしいのに・・・
バス停脇のミスドも7時までオープンしないし・・・
今回は別にノートを持って行かなくてもいいかなあって思ったけど、思い直して、持って行くことに決めた。後バスの中で必ず聴くipodも。待っている時間は音楽を聴いて過ごそうってことで、ごそごそと取り出し、1時間延々とただひたすら音楽を聴いて待つ。

毎回思うのだけど、ソウルまで関空からは90分強ほどで到着できるのに、関空へたどり着けるまではその倍以上の時間がかかっている。国内移動のほうがよっぽど時間がかかるのだ。以前は伊丹を利用していたが、もう10数年以上も前のことにはなってしまうが、北米ー日本を何度も往復していた頃は伊丹ー成田ー北米各地へと乗り継ぐことができたので、便利だった・・・。それが関空が開港してからは関空ー各地へと不便を強いられることになった。近畿に住む人たちは皆同じ心境ではなかろうか?
予約をとるときに問い合わせてみても、アジア路線は関空発が多く、伊丹から成田経由の便はないと言われることが多い。地方都市なら違うのかもしれないが、これはすごく不便なことなのだ。

1時間ほど待ち、やっと出発。ここから2時間20分もバスの中でひたすら寝て過ごす。

関空到着。チェックインの時間10分前、まあちょうど良い頃合い。空港に入る前に見つけた喫煙場所で一服してから入ろうと思い、ぼーっとタバコをふかしていると、年配のご夫人が話しかけてきた。大阪の人みたい・・・

「関空はそれでも喫煙する場所が外にあっても何度も出入りできるからいいわよね、中にも喫煙場所が設置してあるし、出国してからも吸えるでしょ」
空港の入り口付近に一応喫煙場所が設置してあり、中へ入らなくても吸えるし、ロビーの中でも自由に決められた場所でも吸えるということを言っておられるのだが、以前はどこでも喫煙できていたんだよな、そういえば。分煙が進んで、久しぶりに空港へ来て、こんな喫煙場所ができたの?と驚いたことを覚えてる。
「ここはまだいいけど、香港なんかは板張りで、外からも見えないし、囲いの中で嫌な気分になるわ。まあ、でもアメリカだったらゲートをこえてしまったらいちいち外へタバコを吸いに出てもまたセキュリティチェックを受けないとだめだから、まだまだましってことなんやろけどねえ・・・」
うん、そう思う。
アメリカはセキュリティのゲートを越えてしまうと、再度喫煙したいとなると結構面倒になってしまうのだ。また元来た道を戻って、一服し、再度荷物のチェックやら、ボディチェックを受けなければならない二重の不便がある。禁煙の風潮の高いことが理由だったのだろうが、私はあの同時テロ以降、北米路線には乗っていないので、今はもっと不便さが増しているのかな?

「つい一昨日、イスタンブールから帰ってきたばかりなんですわ、トルコね」
私 「はあ、そうなんですか・・・ではまたこれからどこかへ?」
「ガルーダでデンパサールまで」
私「お忙しいですね」
「中古車の輸出業をしてるから、もうからへんけどね」
フットワークの軽い人だわ。あちらこちらへ往復してるとうれしそうに話しておられる。
「彼氏がいてるから、そのついでに行こう思てね」
へえ〜・・・インドネシアに彼がいて会うついでに仕事もしてくるのか〜・・・と感心して聞いていた。
「お宅はどこかへ行かれるの?」
私「ソウルまで」
「今いいらしいね、娘に一緒に出かけよう言うても断られるねん。ソウルやったら一緒に行ってもいい、言うてね」
私「近いですもんね。ぜひ今度一緒に出かけられたら?」
と話してるうちに一服タイムも終わり、お別れを言って、中へ入った。
まあいろいろな人との出会いがあるのが空港で、私は公共の交通機関では飛行機が一番好きで、お気に入りの場所も子供の頃から空港なのだ。